Furanwood Performance
100%植物由来、
人に寄り添う環境木材
フランウッドは防腐性能や寸法安定性などを上げるために重金属や石油由来の成分を使っていません。100%植物由来の原料からつくられる適度な湿りけをもつ美しい自然の木材です。端材など一般の木材と同様に、焚き火などで不自然な匂いを発生させることなく燃やすこともできます。
耐久性が高く、
メンテナンスフリー
一般的な木材では、木材を紫外線や雨風にあたる環境で使用すると、塗装などの定期的なメンテナンスが必要となります。一方、フランウッドはフラン樹脂の疎水性が高く、しかも、リグニンの破壊を抑制し木材の劣化を防ぐため、耐久性を上げるための塗装などのメンテナンスは不要となります。フランウッド化したスギ、ヒノキはJIS K1571による室内防腐性能試験、野外防蟻性能試験で最高レベルの生物劣化抵抗性を持つことが確認できました。これら試験での質量減少率によってクラス分類する欧州規格EN350のDURABILITY CLASS(耐久性等級)DC1に分類されます。
狂わない木材、
割れやささくれを抑制
耐候性促進試験において、フランウッド(スギ)は反り、割れの経過観測において変化が全く見られない優れた結果が出ています。フランウッド(ヒノキ)の耐候性の高さも証明されました。寸法安定性を示すASE値もフランウッド化により高くなっています。木材の接線方向の寸法変化(全乾から飽水)も処理前と比較して半減しています。フランウッド(スギ)においてはチーク材並みの寸法安定性を実現しています。
炭素固定量17倍で
脱炭素社会に貢献
木材をフラン樹脂加工した際の重量増加率は50%程度です。木材素材100gでは炭素固定量が50gであったものが、フラン樹脂加工を施すと、87.5gとなり、木材素材の1.75倍となります。また、フランウッドはもともと長期利用を想定しており、処理前の木材と比較し炭素の長期固定(約10倍)が可能な木質材料と言えます。フランウッド1m3中スギで1,219kgCO2、ヒノキで1,315kgCO2の二酸化炭素換算の炭素を固定します。
オーク材並みの硬さ
フランウッド化によりスギ、ヒノキの比重が高まり部分圧縮強度が大幅に高まります。スギ板目では2.5倍、ヒノキ板目で2倍となっています。
年を経るごとに
美しくなる自然木材
フランウッド化によりスギ、ヒノキはチークやローズウッドに近似した茶褐色になります。また、紫外線による劣化が抑制されるため汚れた外観にはならず、経年で艶やかなシルバーグレーへと変化していきます。
Our Vision
都市が巨大な炭素貯蔵庫に
使える場所や用途を広げ
国産材の安定需要を創出
腐らない、ささくれない、寸法が安定し、硬く、しっかりと固定できる、表面劣化が抑制され、メンテナンスフリーで使用できるフランウッドは外部空間で木材を使うデザインの可能性を広げます。ウッドデッキ、外壁、ルーバーをはじめ防音壁、インターロッキング、トラックや船舶の床材などと使用できる場所や用途が広がります。これまで木材を使ってこなかった場所にフランウッドを使用することで、炭素の固定量が増えると同時に国産材の安定需要を創出できます。
日本の森林資源を世界に
スギ・ヒノキはフランウッド化に
最適な針葉樹
マツやトウヒ、モミなど世界の針葉樹に比べ日本固有種スギ、ヒノキがフランウッド化に最も適した樹種であることがわかりました。フランウッド化により日本が最高級ハードウッドの資源国になります。しかも、フラン化合物は稲藁、籾殻、竹、製材や林地残材を原料に生産可能です。中山間地域の資源が全てアップグレード利用可能となり地域経済への波及効果が期待できます。
熱帯雨林を守りゼロエミッションに貢献
高級広葉樹材の代替となり
世界の市場を狙う
ヒノキフランウッドはローズウッドに、スギフランウッドはチークに近似しています。推定1,000万m3と言われる高耐久木質建材の世界市場への販売が可能となります。最高級ハードウッドを代替することで熱帯雨林の破壊を抑制し、二酸化炭素排出抑制につながる可能性があります。スギ、ヒノキはフランウッド化により仕上げ材料として構造材利用よりも高い価値を生み出すことで、山元への資金還元を増やし森林の育成保護を実現、さらに、二酸化炭素の吸収を促進します。
furanwood production system
材利用、成分利用、熱源利用の
究極の国産材のカスケード利用へ
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