津山市・株式会社フランウッド 事業連携協定を締結
写真は左から、津山市の谷口市長、フランウッド社社長の高橋ひかり、会長の小原冨治雄
2024年10月28日(月曜日)、津山市役所にて、株式会社フランウッドと津山市の事業連携に関する協定調印式が行われました。
この度の事業連携は、 津山市の森林の持続的な森林経営や、地域の雇用創出などを目的に、 津山市と株式会社フランウッド が相互連携と協働による活動を推進し、両者の資源やノウハウなどを有効に活用するものです。
本連携では、津山市の森林資源であるスギやヒノキを、高付加価値木材であるフランウッドに製品化し、国内外に有利販売しつつ、森林基幹道(注1*)と将来木選別間伐施業(注2*)を軸とした新しい林業を行うことで、高い森林収益を実現し、生物多様性豊かで持続可能な森林を育てるビジネスモデルの構築を目指します。
(注1*) 欧州の「屋根型森林基幹道」をモデルとしたもので、山林の中腹と尾根を中心に大型トラックが通行できる路網を整備する手法。初期のインフラ投資のみで、伐採運搬コストを大幅に下げ、超長期での恒続的な森づくりと持続的な木材生産を可能とする。
(注2*) 将来成長させて残す木の周りを選別し間伐する手法で、非皆伐更新を原則とする。太陽の光を通し、多様な植生と多様な生物の生存域を再生させるとともに、造林・獣害対策・下草刈りなどの手入れコストを大幅に下げた森林業が可能となる。