【日本最大級の木材・森林イベント】木づかいシンポジウム(別称SUSTAINABLE FOREAT SYMPOSIUM)にニッポニア木材社が登壇しました。 2022年10月7日(金)東京日本橋の室町三井ホールにて、株式会社Spero、一般社団法人全国木材組合連合会(全木連)、株式会社GiveFirstによる共同主催にて『木づかいシンポジウム2022』が開催されました。
本シンポジウムは、2021年10月に施行された「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利に関する法律」(通称:都市(まち)の木造化推進法)を背景に、建築物、特に中高層ビルの木造化・木質化を推進するために、開催されたものです。
日本の国土の約3分の2を占める森林は、そこから生まれる木材を建築物等に活用することで、資源の循環、地球温暖化防止、国土保全に繋がることが期待されます。特に、SDGs、カーボンニュートラル2050、ESG投資などへの対応が求められるなど、事業者においても環境や社会への貢献度が企業価値を左右する時代が訪れています。
開会式では、野中厚農林水産副大臣が挨拶したほか、森林を活かす都市の木造化推進議員連盟幹事長の金子恭之氏、CLTで地方創生を実現する議員連盟会長 石破茂氏、元農林水産大臣政務官の下野六太氏など国会議員も相次いで登場し、国政レベルでも都市の木造化・木質化が重要課題になっていることを強調しました。 また、ウッド・チェンジ協議会の隅修三会長が基調講演を行ったほか、林業振興から木材利用、まちづくり、投資、新規ビジネスモデルまで幅広くカバーする7つのテーマを設定し、ウッドデザイン協会の隈研吾会長をはじめとし、三井不動産、三菱地所、ヒューリック、竹中工務店、大林組、住友林業、 日建設計、ディベロッパー、ゼネコン、施主、設計事務所、商社、政策当局者、建築家、法律の専門家など、林業・木材産業に関わるプロフェッショナルがパネルディスカッションを通じて議論を深めました。
ニッポニア木材社は、[パネル7] 木づかいベンチャー特集に登壇。以下のセッションで、フランウッドの魅力と、フランウッドの描く中山間地域の経済循環モデルについて、アピールしました。
【ニッポニア木材社が登場した、パネル7】
[パネル7] 木づかいベンチャー特集 〜新たなビジネスモデルと技術 塩地 博文 ウッドステーション株式会社 代表取締役会長 加藤 正人 信州大学 農学部 教授 安齋 好太郎 株式会社ADX 代表取締役兼CEO ニッポニア木材株式会社 モデレーター:高橋 ひかり 株式会社Spero 代表取締役
概要:斬新な発想や技術から木づかいを促進するベンチャー特集のセッション。 木造化を推進する上で、技術やビジネスモデルなどにおいて、先進的な取り組みを行うベンチャー企業の取り組みを紹介する。大型パネルと建設の工業化、国産針葉樹のハードウッド化、森林計測などの技術は、日本の森林・木材業界の切り札となるのか。また、ベンチャー企業が考える持続可能なモデルとは何か。
木づかいシンポジウム(別称:SUSTAINABLE FOREAT SYMPOSIUM)特設サイト ▼
フィリピンからのお客様ご案内
フランウッドのノヴェルティ制作開始
森林・木材みらい価値共創研究会セミナー登壇
みなとモデル2022に出展
フランウッドの屋外杭試験レポート
シロアリへの耐久性調査
こんにちは。フランウッド R&D部 大塚友加里です。
木材を野外で使用するとき、腐らないか、シロアリに食べられないか心配ですよね。 そこで、弊社では、継続的にシロアリが生息する場所に製品を植え、毎年どれだけ食べら れにくいのか確認しています。 先日、鹿児島県吹上浜試験場に奈良県森林技術センターの皆様と製品のシロアリへの耐久性を調査しに行きました。
↑等間隔になるように杭を植え、その間にシロアリの餌となる木材を植えています。
製品を植え続け、シロアリや腐朽菌にどれだけ食べられているのか、見た目や触った感覚で調査します。シロアリに食い荒らされた材は、脆く、折るとシロアリが持ってきた砂がぼろぼろと落ちます。腐朽菌に食われた材は、ふにゃふにゃと柔らかくなります。
たくさんの小さいイエシロアリが見られます。よくよく見ると兵ありもいます。
今回、材を植えた試験場は、イエシロアリが多く生息するクロマツ林で、野生動物もしばしばみられるとのことです。ときどきイノシシが試験材をかじってしまうこともあるそうです。
今回は、ケボニーヒノキ、ケボニースギ、フランウッドスギ等の1~5年経過したものの耐久性の調査をしました。無処理の杭はほとんどが食われ、杭としての原型をとどめていないものが多かったですが、フラン樹脂化処理した製品の杭はほとんどが表面わずかに食われている程度でした。フラン樹脂化処理木材は、4、5年経過したものでも原型をとどめていました。
下図:フラン樹脂化処理した材の写真
↑材の表面にシロアリが張った跡である砂の道ができています。シロアリが接触していてもほとんど食べられていないことが分かります。
引き続き弊社では、様々な材料試験を行い、皆様に安心してご使用いただけるよう努めてまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
全国木のまちサミット2022登壇
株式会社フランウッド 代表 の高橋が、東京都檜原村にて行われた第6回全国木のまちサミット2022にファシリテーターとして登壇しました。
「木のまちサミット」は全国の木材利用などに取り組む自治体が、相互交流・情報交換等により課題を共有し、全国において木材利用促進と国産材自給率の向上を加速化させるとともに持続可能な林業の推進と更なる木材利用の促進を図るために行うもので、今年度は、檜原村で開催されました。
■開催概要:
■タイムスケジュール:
○開催地歓迎あいさつ
・檜原村長 坂本義次
・檜原村議会議長 山嵜源重
○来賓あいさつ
・林野庁木材利用課長 ・東京都産業労働局農林水産部長
「檜原村における林業の歴史と持続可能な林業に向けて」
・田中林業株式会社 田中 惣次氏
ファシリテーター
・髙橋 ひかり 株式会社フランウッド 代表取締役 / 株式会社Spero 代表取締役
パネリスト
・青木 亮輔 檜原村木材産業協同組合 代表理事 / 株式会社東京チェーンソーズ 代表取締役
・安齋 好太郎 株式会社ADX 代表取締役 建築家 / SANU 設計施工パートナー
・山本 万優 株式会社tancolo (登記中) 代表取締役
・神奈川県小田原市長
・檜原森のおもちゃ美術館
・ひのはらファクトリー(じゃがいも焼酎等製造工場)
社名変更と新経営体制移行のお知らせ
STI for SDGアワード優秀賞受賞
木づかいシンポにニッポニア木材登壇
【日本最大級の木材・森林イベント】木づかいシンポジウム(別称SUSTAINABLE FOREAT SYMPOSIUM)にニッポニア木材社が登壇しました。
2022年10月7日(金)東京日本橋の室町三井ホールにて、株式会社Spero、一般社団法人全国木材組合連合会(全木連)、株式会社GiveFirstによる共同主催にて『木づかいシンポジウム2022』が開催されました。
本シンポジウムは、2021年10月に施行された「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利に関する法律」(通称:都市(まち)の木造化推進法)を背景に、建築物、特に中高層ビルの木造化・木質化を推進するために、開催されたものです。
日本の国土の約3分の2を占める森林は、そこから生まれる木材を建築物等に活用することで、資源の循環、地球温暖化防止、国土保全に繋がることが期待されます。特に、SDGs、カーボンニュートラル2050、ESG投資などへの対応が求められるなど、事業者においても環境や社会への貢献度が企業価値を左右する時代が訪れています。
開会式では、野中厚農林水産副大臣が挨拶したほか、森林を活かす都市の木造化推進議員連盟幹事長の金子恭之氏、CLTで地方創生を実現する議員連盟会長 石破茂氏、元農林水産大臣政務官の下野六太氏など国会議員も相次いで登場し、国政レベルでも都市の木造化・木質化が重要課題になっていることを強調しました。
また、ウッド・チェンジ協議会の隅修三会長が基調講演を行ったほか、林業振興から木材利用、まちづくり、投資、新規ビジネスモデルまで幅広くカバーする7つのテーマを設定し、ウッドデザイン協会の隈研吾会長をはじめとし、三井不動産、三菱地所、ヒューリック、竹中工務店、大林組、住友林業、 日建設計、ディベロッパー、ゼネコン、施主、設計事務所、商社、政策当局者、建築家、法律の専門家など、林業・木材産業に関わるプロフェッショナルがパネルディスカッションを通じて議論を深めました。
ニッポニア木材社は、[パネル7] 木づかいベンチャー特集に登壇。以下のセッションで、フランウッドの魅力と、フランウッドの描く中山間地域の経済循環モデルについて、アピールしました。
【ニッポニア木材社が登場した、パネル7】
[パネル7] 木づかいベンチャー特集 〜新たなビジネスモデルと技術
塩地 博文 ウッドステーション株式会社 代表取締役会長
加藤 正人 信州大学 農学部 教授
安齋 好太郎 株式会社ADX 代表取締役兼CEO
ニッポニア木材株式会社
モデレーター:高橋 ひかり 株式会社Spero 代表取締役
概要:斬新な発想や技術から木づかいを促進するベンチャー特集のセッション。
木造化を推進する上で、技術やビジネスモデルなどにおいて、先進的な取り組みを行うベンチャー企業の取り組みを紹介する。大型パネルと建設の工業化、国産針葉樹のハードウッド化、森林計測などの技術は、日本の森林・木材業界の切り札となるのか。また、ベンチャー企業が考える持続可能なモデルとは何か。
木づかいシンポジウム(別称:SUSTAINABLE FOREAT SYMPOSIUM)特設サイト▼
次世代森林産業展2022に出展